日本三大河川のひとつ
筑後川は九州随一の大河です。
その流れは、まず熊本県の阿蘇外輪山より発する大山川と大分の久住山に発する玖珠川を日田盆地で併せ、三隈川となります。これが大分県と福岡県の境にある夜明渓谷を経ると、その名を筑後川と変え、幾多の支流と合流しながら有明海へと注いでいます。
全長143キロメートル、四県にまたがる流域面積は2860平方キロメートル。年間50億トンもの流れで筑後平野を潤す筑後川は、別名「筑紫次郎」。「板東太郎」こと利根川、「四国三郎」こと吉野川とともに日本三大河川の次男に数えられるのは、水位の上下差を表す河川係数が全国で二位ゆえ。筑後川の歴史は、すなわち大水の歴史です。
筑後川に挑んだ人々
その大水に苦しめられながらも、筑後川を治め平野に水をひこうと挑んだ先人たちがいました。その物語は、今も五庄屋伝説として大切に言い伝えられています。それから340年、田主丸はその筑後川流域の真ん中で、川と人の関わりの歴史を刻み続けています。