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 明治の林田栄太郎商店に始まる若竹醤油は、創業以来一世紀、昔ながらの蔵と天然醸造を守り続けています。
 ふた夏寝かせることで、辛みがとれたまろやかな醤油は、田主丸に育ち今は遠方で暮らす多くの人々からも「若竹の醤油を」と宅配便を頼まれます。その言葉が、醤油づくりの何よりの励みとなってきました。
 今も国産原料にこだわっていますが、いつか地元の小麦と地元の大豆で醤油づくりをしてみたいというのが、四代目林田武さんの夢。人工的な温度調節などは一切行わず、田主丸の四季の変化にまかせて育まれる「ふるさとの醤油」です。

 日頃は見ることのできない、蔵の奥がのぞけるのは3月に行われる「たのしまる春まつり」。若竹屋、紅と乙女、巨峰ワインに若竹醤油と4つの蔵が一斉に開く日です。
 若竹醤油の蔵は、今年も大にぎわい。子どもたちにも地元の伝統の味を知ってもらいたいと、石臼で大豆を挽いてのきな粉づくり、水あめのふるまいなどもあります。
 「白いおにぎりをもってくれば、生姜焼きやもろきゅうのおかずがありますよ」とは岩永工場長。この二日間は、火入れしていない生醤油などの幻の逸品にも出会えます。



 地元の小学生とも、例年味噌づくりを行っている若竹醤油。この冬は、地元のNPOの呼びかけで集まった家族70名での味噌づくりも行われました。あたたかな麹を使った本格的な仕込みに、みんな大興奮。
 味噌は時間がたてば色が濃くなり、美味しくもなります。発酵が進む本物の味噌は、本来味噌にはないはずの消費期限があり、保存料でパッケージがふくらまないよう眠っている味噌であることが多い今の時代、醤油や麹の香りがする味噌を通して、本当の伝統の味を受け継いでもらいたい───そんな思いあふれる、気骨ある老舗蔵です。

若竹醤油有限会社
久留米市田主丸町田主丸709番地
TEL 0943-72-2818
FAX 0943-72-3899
若竹醤油のホームページ


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