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 田主丸が「筑後国」と呼ばれていた頃、すでに創業していたとされる老舗「丸屋」は、「巨峰ふーちん」(1個200円、3個525円)が人気です。味は抜群なのに見栄えが悪くて出荷できない巨峰を皮ごとジュースにして葛と混ぜ、一粒の巨峰を包み込むように固めてあります。掛け軸に描かれているかのような耳納連山の風景をヒントに、軸棒に下げる重し「風鎮」から名付けられました。
 凍った状態で販売されているのは、「試行を重ねた末、発酵を防ぐにはこの方法しかなかったから」と店主の藤吉香代さん。解凍して食べるのが一般的ですが、夏場はシャーベット状のまま食べる方も多いようです。

 「藤吉さんが「子どもの遊び菓子に、と思って作った」というのは、メレンゲで表現した「カッパの玉子」(1袋約40グラム、200円)。スライスアーモンドで殻をイメージしてあります。河童がポロリと産み落とす姿が浮かんできそうなユーモアに富んだ逸品。コーヒーをブラックで飲む際、お茶請けにすると、苦味と甘味のバランスがちょうどいいという声もあり、大人にも好評です。


 「ブランデーケーキ」(1本1300円)は、20年以上前からショーケースを飾っているロングセラー。しっとり、ふわっとした生地にブランデーがしみ込んだ大人の味です。保存料を使っていないにもかかわらず、夏場でも1カ月間保存できるので、手みやげや急な来客のおもてなしに重宝します。製造後どれくらい経ったかによって、アルコールの感じ方が微妙に違い、強めが好みなら冷蔵庫で2〜3日冷やしたあとに、弱めがいいなら一度開封して包み直し、しばらく経ってから食べるといいようです。日を置きながら食べ比べるのも、おもしろそうですね。


丸屋
住所/久留米市田主丸町田主丸708
TEL/0943-72-2635
営業時間/8:00〜20:00
店休日/不定休


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