天然のビタミンCです
甘柿一個で 一日分のビタミンCがとれます
柿に含まれている栄養の中で、注目はビタミンC。大人一日の摂取量は100mg。甘柿一個にはそれを満たすビタミンCが含まれていて、レモンやイチゴと同じぐらい豊富な、とびきり美味しい天然のビタミンなのです。 ちなみに、柿は日本のフルーツと思ったら、中国から渡ってきたものだとか。KAKIは万国共通の名前で、学名は「Diospyrtos kaki(ディオスピロス カキ)」。Diospyrosは ギリシャ語の「Dios(神、ジュピター)+ pyros(穀物)」が語源で、”神の食べ物”の意味なのだそうです。それだけ、栄養があり、体を健康に保つ食べ物として大切にされていたのでしょう。トップに戻る
柿園のお母さんたちが証明する 美肌効果
柿はほかにも、ビタミンK、ビタミンA(カロテン)、B1、B2、ミネラル(特にカリウム)、食物繊維などを豊富に含んでいます。これらはみな、美しい肌を保つために欠かせない栄養素ばかり。 科学的に云々より、事実証明しているのは、一日一個は欠かさず食べるという、柿園のお母さんたちのお肌。年代を問わず、つるつるのお肌はなによりの証拠です。一日一個食べると、風邪知らずの肌荒れ知らず。柿は、これからの冬の乾燥を乗り切る強い味方です。トップに戻る
柿が赤くなれば医者が青くなる! 柿で風邪知らず、二日酔い知らず
「柿が赤くなると医者が青くなる」とはよく言ったもの。カロテンは体の中でビタミンAに変化し、粘膜を強くし、風邪に強い体をつくります。 また、「お酒を飲む前に、柿を食べると悪酔いしない」といわれている訳は、ビタミンCと渋み成分のタンニンが血液中のアルコールを外へ出してくれるから。豊富なカリウムによる利尿作用のおかげともいわれています。タンニンはポリフェノールの一種で、血圧の上昇を抑える効果もあります。 柿を食べて、悪酔い知らず、風邪知らずです。トップに戻る
溝にそって切ると種にあたりません ひと霜ごとに甘くなる完熟柿も格別
「柿って、むくのめんどくさ〜い」、「種に包丁がひっかかる〜」。でも、ご安心下さい。柿の実は、よく見ると十文字に溝がはいっています。その溝にそって包丁を入れると、あら不思議。種にはあたらず四等分できます。さらに、半分にしても種にはほとんどあたりません。りんごのように、ぐるぐる皮をむくより楽ちんです。 これから霜がおりるごとに、柿は完熟へと向かい美味しくなってきます。ヨーロッパなどでは完熟の方が好まれていて、へたの部分を蓋のように切ってスプーンで食べるのもおすすめ。どんな和菓子やケーキもかなわない、天然のデザートです。イタリアのように完熟柿にシャンパンを注いだり、ヨーグルトにいれたり。柿のいろんな食べ方を見つけて下さい。トップに戻る
お試し下さい
保存はポリ袋に入れて冷蔵庫へ 1〜2週間日持ちします
「柿狩りに行ったけど、こんなに食べきれない!」。でも、大丈夫です。 昔から地元では、収穫した「元山柿」を畑につんで杉の葉をかけて保存し、お正月に食べたりしていました。柿は室温におくと2日ぐらいでやわらかくなってきますので、気温の低いところに置くか、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れておけば、1〜2週間は日持ちします。 もしやわらかくなりすぎたら、冷凍してみて下さい。天然果汁ならぬ果肉100%の、シャーベットとして楽しめます。トップに戻る
もともと中国から渡ってきた柿は、日本では1000年ほど前の奈良時代の「古事記」や「日本書紀」に登場します。福岡には、今から400年あまり前の元和2年(1618)以前に、佐々木巌流が嘉穂郡足白に渋柿の尾岩を姫路より移植したという記録があり、それ以前に大分(だいぶ)柿という甘柿もあったようです。 「富有柿」の発祥の地は岐阜県本巣郡で、安政4年(1857)に小倉初衛さんが栽培した柿がすばらしく、同じ村の福嶌才治さんが家の柿に接ぎ木して見事な柿を実らせたとか。各種品評会での入賞や天皇献上品に選ばれ名声が拡がり、明治末から大正にかけて全国に穂木(接ぎ木にする枝のこと)が配られ、今や日本の甘柿生産の6割が富有柿となりました。柿の品種は1000種類あまり。今でも新たな品種が誕生しています。トップに戻る
福岡は富有柿生産日本一 その最初の苗木は田主丸に植えられました
福岡県は、富有柿の生産日本一ですが、大正3年(1914)に福岡県の四カ所で始まった柿の営利栽培のうち2名は田主丸町水縄の鳥越幸平さんと、竹野の上村七郎次さんでした。その後柿の栽培が広がった陰には、田主丸が植木・苗木発祥の地として苗木づくりの高い技術を持っていたことがうかがえます。田主丸は一世紀近い歴史を刻む富有柿の産地なのです。トップに戻る
元山の古木が物語る 田主丸柿の忘れられぬ味
名物の柿喰いに行くか羨まし これは田主丸町大慶寺に残る、昭和14年に詠まれた東本願寺の大谷法王の句です。寺の第十三世井波潜彰師が帰国する際に、かつて寺から献上した柿の記憶を詠まれたものとか。大慶寺を始め、田主丸町内にはこの柿「元山」の古木がいたるところにあり、献上された柿は「元山」だったかもしれません。ゴマがはいって黒糖を思わせる甘さのその柿は、昭和30年代までは、高値がついていた柿の名品でした。 富有柿もさることながら耳納山麓の瓦礫質の土壌は、句に詠んでうらやましがるほど忘れられない柿の味わいをつくりだしていたようです。トップに戻る
柿栽培の歴史を学んで農業体験
田主丸は観光柿狩り発祥の地
今でこそ、ポピュラーとなった柿狩り。実は田主丸から始まりました。詳しくは「田主丸はフルーツ狩り発祥の地」をご覧下さい。そこには、お客さまに畑に来てもらうという逆転の発想がありあり、ぶどう狩りへと広がっていきました。その歴史のおかげで今、田主丸では、柿、ぶどう、いちじく、みかん、ブルーベリーと、さまざまなフルーツ狩りを楽しむことができます。
→田主丸ぶどう狩り・ナビ!
柿若葉に柿紅葉は感動の風景 11月20日過ぎが紅葉の見頃です
葉っぱ一枚ない柿の枝に、5月、柿の若葉が芽吹くと、耳納連山は一面エメラルドグリーンに染まります。その柿若葉の風景は必見。やがて可憐な白い花が咲き、摘蕾(てきらい・蕾の間引き)、摘果(てっか・若い実の間引き)などの農作業風景が続きます。 また晩秋の柿紅葉も、山の紅葉と重なってえもいわれぬ美しさです。柿の紅葉は、霜が降り始めると一気に色づきます。強い霜が降りると、一夜にして葉っぱが散ってしまうことも。一面、紅の絨毯になり、わずかに残った柿の実は風情を醸しだします。そんな柿畑の風景もまた、ぜひご覧になって下さい。トップに戻る